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叶えたい夢があるとき、掴みたくて手を伸ばす。果てしなく続く夢は終わりを知らない。夢を叶えたくて夢の彼方へ飛んでいきたい。ためらったり怖がったりしないで、一途に夢に向かって飛んでいきたい。迷い無く未来を見据えて飛んでいきたい。果てしない夢のために。という思いを込めて、墨象で描いてみました。
愛の息吹に喜び溢れ、「燃えろ太陽」愛のしらべを奏でたあの日の思い出は、遠くにありて今も消えずそよ風にそっと涙を拭く。太陽が燦々と燃える様子を、墨象で表しました。
「夜のしじま」の「しじま」とは、「静まりかえっていること」や、「物音ひとつしない寂しい夜」のことをいいます。「静寂」と書いて「しじま」とルビをふることもあります。広辞苑を引くと、「しじま」に対して「黙」「静寂」という2つの漢字が出ています。意味も、「口をつぐんで言わないこと。無言。沈黙」と「静まりかえっている」とのこと。「静寂」『夜のしじま』」 の2つがあります。静寂につつまれて、愛の告白をしている様を、墨象にしてみました。 国際芸術文化褒章
春を告げる鳥は風に乗ってきます。眠る大地の中まで命溢れる森、川底には銀の魚が泳いで、せせらぎの中を今日も恋を語り合う。あなたがいたから私はここにいる。人生を振り返って懐かしむ花 々へ、蝶が口づけをして、小ウサギも祝福している。くる日もくる日も私は励まされる。旅立ちの若人よ、栄光あれ。輪になって懐かしい日々を踊ろう。太陽を浴びてこの場所で歳を重ねよう。そんな気持ちを胸に抱き、墨象で表してみました。Paris エランドール芸術文化金賞受賞。 ベルシー美術館パネルにて永久収蔵。売却済。
これは「夢がはてしなく」ひろがっていくことをイメージした作品です。2005年。縦72X横60センチ。モナコ・コートダジュール国際芸術祭に出品して、ミッシェルブキエ賞を受賞した作品です。
人はみえない絆で結ばれています。親子関係や恋人関係など、何も言葉を発せずともわかりあえるものです。人同士はもちろんのこと、すべての生物はなにかしらの絆でつながっていると思います。遠く離れた友人とも、久しぶりに会うとまるで昨日逢ったかのように感動を分かち合えます。この神秘的な心の絆をテーマに、墨象で表わしてみました。 平成28年度 日本美術界優秀の美グランプリ書道部門大賞受賞作品。
愛の指輪とは、短編小説にもなった美しい指輪の物語です。リングマークは、中世ヨーロッパの時代から、封筒の裏にローソクをたらし、その上からマークを型押しして使ったとして、愛着のある指輪です。いつのまにかなくなってしまいましたが、今でもこれをやるとなかなか渋い感じがして、受け取ったほうも喜ぶことでしょう。この指輪のメタルな感じを墨象でだしてみました。売却済。
2015年 欧州文化貢献墨象作家大賞受賞作品 縦98センチ横75センチ。 春から夏への変わり目を迎えました。立春・立夏・立秋・立冬とは季節を4本の軸に季節の節目がありますが、一年という周期を織り交ぜて作品にしました。4色の色を薄い色から重ねていき、最後に黒い色で絞めてから、金箔・銀箔を落として華やかさとアクセントを付けました。それぞれの季節のはざまで思い悩むあれこれを、表現しました。
2015年 終戦70周年記念・沖縄平和芸術選抜展金賞受賞作品 昨今、イスラム国によるテロ行為やロシアのクリミア参入など、物騒な世の中になっていますね。今年、戦後70年になる日本。日本は平和な時代を迎えています。戦争に巻き込まれぬよう、この幸せを次世代につなげていくべく、作品を仕上げました。
縦192X横120センチ。2016年 日伊悠久の審美文化芸術金賞受賞作品。 近年は地球温暖化で深海生物が続々と底引き網にかかったり、浜に打ち上げられたりしています。なかでもダイオウイカの大きさには驚きます。ダイオウイカ属には複数種があるとする説もありましたが、遺伝子的にきわめて均一な同一種だと判明しました。ヨーロッパに伝わる巨大な頭足類の伝説「クラーケン」はダイオウイカをモデルにしているとも考えられてます。まだまだ深海には未確認生物が多いとされ、一種のロマンを感じさせます。そんな深海生物をモチーフに、墨象で描いてみました。皆で協力し合って地球温暖化を食い止めたいものですね。
日米欄芸術大冠賞受賞作品。 人は微笑みを絶やさない動物です。『笑う門には福きたる」ということわざがありますが、幸運はプラスのエネルギーになって福をもたらします。いろんなシチュエーションに笑みをうかべて、幸せな瞬間を過ごすのです。顔一杯に嬉しそうな表情をうかべた時を刻んでみました。下田市収蔵品。
2014年。国際美術貢献文化大賞受賞作品。 縦230センチX横120センチ 2014年作 墨、金箔、銀箔、白墨液。 カオスとはギリシャ神話に登場する原初神のことです。英語での読み方で「ケイオス」とも読みます。この世が始まったとき最初に無の空間に誕生した神のことで、混沌を神格化したものです。原義は大きく開いた口、空っぽな空間のことだったそうです。混沌とした状態のこと、または無茶苦茶な状態のことをいいます。初めに神は天と地を創造されました。地は混沌(カオス)だったそうです。このような混沌とした世界を、希望に満ちた世界へと広がることを願って、墨象で表現しました。
2015年 芸術大冠賞受賞作品。 「種の起源」とはチャールズ・ダーウィンにより1859年(安政6年)に出版された進化論についての著作です。ダーウィンは、『種の起源』の中で、evolution ではなく、Descent with modification という単語を使っています。これは Evolution という語が進歩や前進を意味しており、ダーウィンは進化にそのような意味を込めていなかったからです。生物は環境に適応するように変化し、種が分岐して多様な種が生まれると主張しました。この過程を「生存競争」や「適者生存」などのフレーズを用いて説明しました。この壮大なストーリーの一辺を切り取って、墨象で表してみました。
オリンピック聖火はオリンピック委員会の権限のもとで、ギリシャのオリンピアで灯される火のことで、オリンピックの象徴であります。ちょうど今ソチでオリンピックが開かれており、日本の選手達が金1個銀3個銅2個と大健闘しています。なかでもフィギア男子の羽生結弦の演技は特に素晴らしかったですね。ショートプログラムで100点以上の点数を出したのは、他の選手も勇気づけられたと思います。ファンタジーとは「幻想、空想、妄想」などの意味があり、また、ファンタジーの起源をたどれば、世界各国の神話や民話にまでさかのぼります。神話や民話などを発展させ、面白おかしくしたのがファンタジー作品という考えもできます。南伊豆役場収蔵品。
縦155センチ横88センチの作品で、AMSC国際芸術家選考委員会より永久無鑑査公式認定作家に認定された時の作品です。地球温暖化や紛争、経済不況、飢餓など世界中に広がっている問題がなくなり、平和で希望に満ちた朝を迎えることができる世の中になるのを切に願って描きました。売却済。
2001年 日仏現代作品展招待作品。 真という字を墨象で描いてみました。近くの小学校で、墨象を教えてほしいと先生に頼まれ、教えるための参考に描いた作品です。生徒達にイメージだけで描くのは難しいと思い、字から連想して描くように示したものです。真という字の意味は、真実、本当の、純粋、正しい、真に、という意味があります。訓読みはまこと、音読みはしん、名のりにはただ、さな、さね、ただし、しか、なお、まき、まさ、ます、まな、み、などがあります。 <語集> 真意 真価 真剣 真紅 真空 真実 真性 真相 真顔 真理 真心 真面目などその他いろいろあります。売却済。
2011年作 縦192㎝X横150㎝ 一対 作品は墨象「心の中のギャラクシー」です。銀河には色々な星が有ります。自分を主張する星や、控えめにいる星や、おとなしい星や、元気な星などいろいろあるでしょう。人は今、宇宙へ飛び出したいと思っています。世の中せちがらくて環境問題や、戦争や、経済不況、飢餓、紛争、などいやなことばかりで、皆宇宙へ飛び出したいと思っていることでしょう。そんな心の銀河をイメージして描いてみました。百合の聖女芸術大賞、ベルシー美術館、アーレ・センプル画廊収蔵。
2009年 縦122横65センチ プレミオ・アラブロテクション・メディオアンビエンタールトラベルデルアルデ賞 受賞 (地球環境芸術徳行功労賞) 我々の目の前にあるのは木村松峯(峯子)による実に興味深い作品だ。このアーチストは現代書道の一部門として日本以外でも注目されている墨象書を真摯に追求することによる書道芸術の確信に、そのエネルギー、精神、努力、創造性のすべてを捧げて来た。その功績が認められ、スペインのバレンシアやモナコ、フランスなど世界各地で受領を重ねている。その勇敢で確信的、前衛的なとりくみは、作品「いばらの道(人生茨の道)」にみられる抽象性からも明白である。そのタイトルは彼女自身の生命に体する捉え方を反映している。人生は茨の道、つまり不完全なもので溢れ平坦ではない。しかし、悲観主義という点からのみで彼女はこのタイトルで選択したのではない。なぜならば、この作品は同時に明るい面を強調し、そこへ我々を参加させようとする暗黙の希望をも示しているからである。この書家は前衛的で大胆な表現を用いて新しい希望を我々の心にもたらそうとしているのだ。
2009年作 縦78.5センチ横54センチ 日本書画芸術大賞。ル・サロン永久会員。スペイン国立プラド美術館財団芸術家功労証会員AMSC永久無鑑査公式認定作家・会員。¥100000 売却済。
<アルフォンソ・ゴンザレス・カレーロ・ゴンザレス先生寸評> 世界に共通する言語 木村松峯が描く作品の多くは、男女の愛がテーマになっており、墨色も重要な要素としている。ピカソやシャガールをはじめ、多くの画家が異性への愛情を作品にしてきたが、こうした感情は国境や原語を越えた世界共通の感情であり、人間が存在する根源的なエネルギーであるに違いないが、書の作品で墨色によりそういった心の動きを表現する芸術家はあまり多くはない。また木村松峯は、作品のタイトルに於いてもイメージを限定せず観る人それぞれのインピレーションに働きかけることを常に心がけている。日本の閉鎖的な世界から飛び出し、万人のイメージに訴えかけるこうした世界こそが、木村松峯という書家が「描こう」としているものの本質なのかもしれない。売却済。
縦72.7センチ横60.6cm センチ 2005年年制作 2006年 アジア・アフリカ、アートプロジェクト賞 2010年 プレミオ、A.M.S.C. アラデイフシオンデラスアルテス(A.M.S.C.スペイン芸術顕彰賞) <故ル・サロン名誉会長ポール・アンビーユ氏の寸評> 断固とした線が支配し、紙の大部分を占めている。力強い黒色で白い紙の上に自発的な縦の線と斜めの線が描かれ、体内を循環する血液の流れの力強さと活力を思い起こさせる。掠れた薄いグレーは、この生命の爆発に文字通り、息吹を与えている。
縦188センチ横104 センチ 2011年 現代精鋭書人大賞受賞作品 北極圏に近いフィンランドやノルウェーの白夜を連想して「沈まぬ太陽」を描いてみました。太陽とは人々に希望と元気を与えるエネルギーの源です。私の座右の銘は”心に太陽と希望を”と決めています。太陽は、わたしたちの太陽系のなかで、一番大きな天体です。大きさは地球の約109倍もあります。太陽は、ガスが集まっている天体で、そのガスが燃えて明るく光っています。温度は約6000度もあります。太陽の中に見える黒い部分が黒点(こくてん)という部分で、そのまわりの部分より、少し温度が低くなっています。売却済。
2013年 オーストリア・ザルツブルグ宮殿特別芸術大賞受賞作品。 海から昇る朝日を眺めるのが大好きです。ピンクや瑠璃色に染まる空がとても素敵で、なんともいえない気持ちになります。時の移り変わりの中で、自然が魅せる一瞬の情景に胸うたれます。朝日が昇る一瞬を胸に納めておきたくて、この墨象を描きました。昇る朝日は、希望と未来を予期してくれるようで、大好きです。昇る朝日のように元気をだしていきましょうね。売却済。
2008年 縦60センチ横71センチ 2008年 日米蘭芸術アカデミー 文化創造芸術大冠賞受賞作 <評論家・中野中氏の寸評> 迫力と緊張感とムーヴマン構成感覚の極めて優れた造形作品とみる。太い筆に濃墨をたっぷり含ませて描く線は、遅速・筆圧・太細・飛白・と多様な質線を過剰を避けストイックに展開したところに、この迫力と緊張感が生まれた。また、重力のバランスをやや崩して全体にムーヴマンをも生んだ。芭蕉の「五月を集めて早し最上川」の力強さ、たっぷり感、スピードの緩急がおのずとイメージされる。売却済。
作品サイズ縦51センチ×横43センチ 2007年作 日本ケベック文化交流親善貢献栄誉賞 人生は驚くことばかりがおきて平穏に暮らせる日が少いと思います。 何事にも負けず強く生きようと、はじきかえし生きようと、心に誓う様子をイメージして描きました。 <ポール・アンボーユ(ル・サロン名誉会長)の寸評> たっぷりの墨を含んだ力強い筆でためらうことなく描かれた縦の線の重厚さが、構図の右側にある点の素早い半円を描く動きを支えている。タイトルにも付けられた「驚き」は、まさにここにある。 木村松峯(峯子)はその作品と美的感覚を通じて、人生哲学と目に見える世界の向こうに続く探究を見せてくれるのだ。売却済み。
2008年作 縦76センチ横96センチ 世界文化功労最高芸術家大賞受賞作品。 「希望」、「夢」を育みながら、未来に向かって羽ばたいていこうという様子をイメージして描いてみました。夢は儚いものですが、ずっと思い続ければ必ず叶うと信じています。ジョン・レノンも「希望??それ自体は幸福の一様態にしか過ぎない。だが、ひょっとすると、現世がもたらし得る一番大きな幸福であるかもしれない」と語っています。
国際美術展(ル・サロン展)初出展で墨象作品入選 仏の雑誌でも紹介 絶賛 <2002年12月18日伊豆新聞掲載の記事> 世界最古の伝統を持つ国際美術展(ル・サロン展)がパリで行われ、南伊豆上小野在住の木村松峯(峯子)さんが墨象「めばえ」で初出展初入選となった。同展は330年以上続く歴史と権威のある 国際展。この作品はアルベスタ・プレースティオソ賞(偉大なる芸術家賞)受賞作です。
2004年「ドリーム」縦129センチ横60センチ 2006年 プリドヌール(名誉賞)受賞作品 モナコ公国政府収蔵 夢に向かって走っていこうと心に誓いながら、生きていくことを表した作品です。 <ル・サロン元会長クリスチャン・ビエ氏の寸評> 極めて高い自由度を備えた書作品を木村松峯は魅せてくれる。彼女の書は、激しくしかも迷いが無い。答えの無い哲学的問題に陥ることはない。最初の一筆は必ず正しいものでなければならないのだ。「ドリーム」という題名から我々フランス人は「魂の叙情的な動きや夢想の波のようなうねりに合わせて」という有名なフランスの詩人の言葉を思い出すだろう。木村松峯の表現は、伝統的な書を超えている。芸術家の動作と動きたいと願う芸術家ならではの気持ちを、彼女は作 品のなかで結びつけている。木村松峯は極限的な集中力で制作に没頭するアーチストだ。モナコ公国収蔵。
縦76センチ横97センチ、パリルーブル美術館別館「ルーブル・ラ ンス」のグランドオープン記念「黄金の翼大賞」受賞作品。(Force)とはアメリカ映画「スター・ウォーズ・シリーズ」に登場する架空のエネルギー帯のことで、生命体から無機質までいろいろなものを包んで満たし、未来を予知する力、他人の心を操る力や、触れずに物を動かしたりする力など、超常的な能力の源です。新年を控え、力のみなぎった世界への発展を祈りながら、描いてみました。
中国福州書院より認定証書を授与された作品す。 <張波先生の寸評> 魂を入れて制作する作者の姿勢が現代の書芸術のひとつの方向性として注目されている「墨象」に大きな力を与えています。墨と紙が出会うところ、運筆の遅速、潤滑、濃淡、にじみなどが、あたかも命ある様な表情を生み出しています。余白には大きな意味合いがあり、飛沫や飛白は観るものの豊かな想像を誘います。”心に太陽と希望”という意味合いを込めて想像された、非常に注目すべ き現代書です。売却済。